かなり久しぶりの投稿になりました💦院長の高橋です😁
今回はクマ治療の種類についてのお話です。
クマ治療を調べていくと様々な方法があってよくわからないというお声をいただくので、なるべくシンプルにメリットデメリットなどをまとめてみます。
いろんな意見がありますが、それぞれの施術毎に利点、欠点、向き、不向きがあるので、どの方法が絶対的に正しいというものはないと僕は思っています😌
それぞれを把握した上で相談しながら選択していくことが大切ですね😊
〜切開法(表)vs経結膜法(裏)〜
・切開法(表)
メリット:皮膚切除ができるのでシワの軽減ができる。少しリフトアップができる。
デメリット:1週間縫合糸が目の下についている。きちんと施術を行えばそこまで目立たないが、少なからず傷はできる。涙袋が薄れる場合がある。
・経結膜法(裏)
メリット:傷ができない
デメリット:シワが多い方はより増える場合がある。
〜脱脂(とる)vsハムラ(いどう)〜
・脱脂(とる)
メリット:10分〜15分程度の短い時間で施術が終わる。負担やリスクが少ない。
デメリット:膨らみと凹みの境界線が残りがち(脂肪注入を合わせて行う場合はある程度改善可能)。
凹みに対しては別途ヒアルロン酸や脂肪注入が必要になる。
・ハムラ(いどう)
メリット:凹みや境界線も治療ができる。
デメリット:90分〜120程度と長めな施術時間がかかる。腫れなどが少し出やすい。頬部皮膚靭帯(ゴルゴライン)は別途注入系の治療が必要になる場合がある。
〜まとめ〜
1、裏&とる➡️経結膜脱脂(切らない目の下のたるみとり)
負担が少なめなポピュラーな治療をご希望な方におすすめ
2、表&とる➡️経皮的脱脂(目の下のたるみとり切開法)
目の下のシワも一緒に治療したい方におすすめ
3、裏&いどう➡️裏ハムラ
境界線がはっきりしている方におすすめ
4、表&いどう➡️表ハムラ
ダウンタイムがとれ、徹底的にやりたい方におすすめ
〜症例紹介〜
①40代 女性 切らない目の下のたるみとり+脂肪注入
オーソドックスな治療法を選択しました。
境界線はそれなりにはっきりしていますが、負担が少なめな治療をご希望だったので脱脂を選びました。
脂肪注入の際に眼窩頬部靭帯(OML)を可能な限り剥離しながら注入を行うことで、境界線も目立ちにくするようにしています😁
ゴルゴラインも下の方まであったので、そこは脂肪注入で治療しています。
涙袋があるけれども眼窩脂肪で隠れている方は、このように涙袋の輪郭がはっきりします。
②40代 男性 表(切開)ハムラ
比較的境界線ははっきりしているので、ハムラ法を選択しました。
そこまで余剰皮膚は多くない状態でしたので、裏側からの治療をおすすめしましたが、少しでもシワを減らしたいとのご希望もあり、切開法を選択しました。
切開というと怖いイメージをお持ちな方が多いですが、丁寧な縫合を行えば目の下の箇所は比較的傷跡が目立ちにくいので、ダウンタイムが取れる方であれば切開法も十分検討する価値はあります😌
③ 20代 女性 切らない目の下のたるみとり+脂肪注入(ほほのコケにも注入)
膨らみはしっかりありますが、境界線があまりはっきりしていないタイプです。
わざわざハムラまでしなくても良い結果が得られるので、ヒアルロン酸や脂肪注入をできない理由がある場合でなければ基本的には脱脂で十分なタイプのモニターさんでした。
脂肪注入をする場合は頬のコケや法令線などの気になっている箇所も同時に行うことが多いですね😌
④ 50代 女性 裏ハムラ
膨らみも凹みも強いタイプでした。ゴルゴラインの頬部皮膚靭帯はあまり強くなかったので、注入系治療はせずに裏ハムラ単体で十分に目の下の凹凸感が改善されました🙌